hkmaroのブログ

読書の感想など

死んだように眠りたい

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いい睡眠がとれていない気がする。この数年、泥のように眠ると言うか死んだように眠るというか、そういうドカンととれる睡眠というものをしたことがない。睡眠が単調になっている。

学生の頃は死んだように寝るということが度々あった。朝まで飲んだり、学園祭や合宿で異常に疲れたりということがあったからだ。しかし今はそのようなことがない。時間が平板になっている。この平板さは苦痛だ。

こんな風に時間が平板だということは、俺の人生はもう終わっているということなのかもしれないと思う。人間の人生は実は20代までであり、30代から先の人生はおまけ程度のものでしかない。おまけというより、無い方が良いものだから蛇足と言った方が近いだろう。

蛇足の人生だから、せめてよい暇つぶしを見つけて死んでいきたいものだ。時間を消すということはそういうことだろう。自殺する気は起きないが、その理由は自分でもわからない。自殺したくなっていてもおかしくないのに図々しいもんだと思う。

 

NEW GAME! の二期が始まったのだろうか。Instagramツイッターには画像が貼られ話題にもなっている。一期をリアルタイムでは観ていなかったので、今はdアニメで一期から観ている。

感想はというと、端的に癒される。良いか悪いかで言えば、とても良い。

こういうタイプのアニメがアニメのメインストリームの位置を度々占めるようになってもう10年くらい経つと思う。らき☆すたあたりから空気系日常アニメというラベルが用いられ始め、けいおんや日常がそれに続いたと記憶している。つい最近ではけものフレンズが当たったが、あの売れようは流石に例外的にせよ中身の大部分は空気系に近いものがあった。

昔の自分はこういうアニメを面白いとは思わなかった。はっきり言ってバカにしていた。視聴するにあたってなんの努力も必要ないからだ。ブラック企業で精神が擦り切れるまで働いたプログラマーやSEたちが空っぽの頭で眺めるアニメだと思っていた。

そして今自分がプログラマーとなった後で改めて思うが、その先入観は間違っていない。プログラマーは日中もっぱら脳みそを使っている。家に帰ってアニメを観ている時にまで脳のリソースを使いたくないと無意識に感じているはずだ。少なくとも俺はそう感じている。放熱中の頭で缶チューハイなどを飲みながら観ることができるアニメとはガンダムとかエヴァとか攻殻機動隊みたいに難しいやつではなくて、また、SAOやらお兄様やらなろう系やらの俺TUEEアニメでもなくて、頭身の低い美少女たちがソフト・エロな日常を繰り広げる空気系アニメなのである。

このような空気系アニメは糖分である。難しい系のアニメが野菜であり、俺TUEEアニメが油物であるとするなら、空気系アニメは糖分だ。疲れた脳は糖分を求める。ただ単純にそういう理由で、脳ドカタ達は空気系アニメを求めている。

ちなみにタンパク質は何系のアニメがそれにあたるだろうか。数分考えてみたが、俺のような男のオタクにとってはおそらくタンパク質にあたるものは純然たる美少女が登場するアニメであろう。昨今のアニメには良質なタンパク質が少ない。いささか古いがらんま1/2のシャンプーのようなキャラクターこそタンパク源である。なぜそれをタンパク質と言うのか。観るものの妄想をかき立てずにはおらず、妄想力が鍛えられるからである。妄想力はオタクにとっての筋肉なのだ。

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