hkmaroのブログ

読書の感想など

四月二十七日

四月二十七日。雨。昼は生協食堂の豚塩だれ定食。夜はマクドナルドのチキンフィレオ。マクドナルドではガクショウと文フリの本の打ち合わせのようなことをした。

引き続き『リベラル・コミュニタリアン論争』を読んでいる。面白い。抽象的な議論だけでなく具体的な例を出して書いてあるのがよい。よいのだが、読んでいて疑問に思うのは、こうした哲学的な論争を行う人々というのは大体において大学人であり教授であり、つまり具体的に支持する政策はリベラルであるような生活の余裕を持った人たちであって、一市民としての彼らの投票先はあまり変わらないのではないか、ということである。こうしたことを社会学的に分析した人はいないのだろうか。それとも、そんな分析をするまでもなくリベラルは社民的な政策を支持し、コミュニタリアンは保守的な政策を支持するのだろうか。だが、素朴に思うのだが、こんな込み入ったうざったい議論にあえて参加するほどの寛容さにあふれた「コミュニタリアン」は、十分にリベラルだと言えるのではないだろうか。

夜は文フリ用の原稿を書いた。やや長めの評論にしようと思っているのだが、数千字程度のレビューの文章に比べるとやはり骨が折れる。引用したい箇所を探すので非常に時間を食う。かといって読んでいる最中はそれほど重要だとも思っておらず、論全体の骨組みを考案したときにやっとそれを引用しなければならない必要性に思い至る。つまり、作品全体を二度読まねばならないようなことになってしまう。難しい。