hkmaroのブログ

読書の感想など

年頭の所感

年頭の所感としては、これは毎年同じことを思うのだが、今年こそは本気を出そうと思う。とはいえ例年と違うのは、毎年本気を出そう出そうと思いながら、多分出さないんだろうなあ、と予感していたのに対し、今年は本気をきっと出すだろう、という自分に対する危うい信頼感のようなものが存在している点だ。しかし私も二十八年も生きているから、このような自分への信頼が毎度と同じく必ず裏切られるということは知っている。それを頭で認識しながらもそれと無関係に信頼感があるということが不思議であり謎であり、これが本年の年頭の気持ちとして特異な点だとさしあったって言うことができよう。

もちろん何に対して本気をだすのか、ということについてそれほどはっきり定まっているわけではないが、敢えて言えば何事にも、とでもなろうか。しかし何事にも本気を出すということは何事にも本気を出さないということと実際は同じである。本気を出す、とここで言っているのはつまり、本当に本気を出すということではなく、本気になれないものを次々と捨てていく、という選択の発想なのだ。これは私が年をとってきて現実的に生きているうちに達成できる目標とできない目標とがある程度判然としてきたということなのだろう。これは若い者には時間がたっぷりあるから可能性がある、とかいう話ではない。若くても本人の資質というものはあるので、できないことはできないしできることはできる。年をとってわかったことというのは、こうした本人の資質である。私という人間の矮小な資質がかなりはっきりとわかってきたのである。

本年はだから、この私の矮小さをもっと見極めて、これからさきの生き方を定めたいと思う。定めた後は、残りの余計なものは捨て去る所存だ。