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hkmaroのブログ

読書の感想など

メモ

メモ エロゲー

しかし『まじこい』のプロパガンダっぷりはあからさま過ぎて酷いな。ネット右翼レベル。というかシナリオライターは普通にネット右翼なのだろう。日本の首相として麻生太郎(と非常に顔が良く似た人)が出てくるのだが、サムライに憧れて日本にやってきたというドイツ軍の中将が実際の「老害」ばかりがはびこる「平和ぼけ」した日本に失望していたところに、麻生太郎が得意の射撃の腕前などを披露してピンチを切り抜けたりすると、「日本も捨てたものじゃないな……!」みたいなことしゃべらすわけ。しかも、麻生の声優は若本規夫で、そのドイツ人中将は池田秀一。ほんとここらへんの描写は同じ日本人として恥ずかしくて情けなくて死にそうだった。ものすごい醜悪。シャアの声優使って稚拙なイデオロギー垂れ流すなんてもうほんと最悪だ。声優ネタで盛り上がるのとかいいけどさぁ、それで特定の権力を賛美したりとかマジで精神年齢を疑う。ネトウヨが許されるのは高校生までだよ。反体制的でない文学には価値はないが、エロゲーも同じ。手塚治虫は漫画の本質として「批判精神が基調になっていること」と言い、「体制側をほめ上げたりする漫画は最低だと思う」と言ったらしいが、私は「体制側をほめ上げたりするエロゲーは最低だと思う」と述べよう。タカヒロはとてもじゃないが手塚の系譜に加えることの許されない人間であり、二次元のロリコン文化の革新性を放棄した最低の部類に属する作家である。

まあでも山口勝平に下ネタしゃべらせまくってるのはよい。そこは痛快だ。ただ、まだ全部やってないけど総体としてこのゲームに価値はないと思われる。別にシナリオも特段よいとは感じないし(よっぽど辻堂さんのほうが良かった)、声優で遊ぶだけのゲームにしておけばいいのに、声優を使って特定の権力を美化するとか終わってるな。エロゲーも最近久しぶりにはまってるからちょっと真剣にのめりこんでしまっているだけで、結局はラノベと同じく政治意識やら作家の思惟やら文体やらについて満足を求めようとするのが間違いなのかもしれない。そこに「時代の流れ」みたいなものを見出そうとするにとどめるべきなのかもしれない。とはいえこのゲームの政治意識がネトウヨレベルで稚拙であり終わっているということには変わりない。そうするとその稚拙なプロパガンダに耐えてまで俺がエロゲーをせねばならぬ理由はなんだろう、という気がしてくる。やっててイライラするのに、一日中エロゲーをやってしまうこの感覚はなんなのだろう。この変な依存性は何に起因するのか。まあ冷静に考えて絵と声なのだろうが……はぁ、青山ゆかりさんの声もっと聞いていたいなぁ……それと俺は海原エレナさんの声も好きだったということもこのゲームやって思い出した。その点は良かった。この世には天使はいるんだなぁ……しかも何人も。