hkmaroのブログ

読書の感想など

疲れた

九月六日

昼めしはてんやの松茸天丼。夜は日高屋のとんこつラーメン焼き鳥丼セット。
つげ義春の『ねじ式』小学館文庫版、読み終える。

ねじ式 (小学館文庫)

ねじ式 (小学館文庫)


「ヨシボーの犯罪」っていう短編が絵が下手糞で一番面白かったんだけど、これはむしろ収録作品の中では結構あとのほうに書かれた作品であり、どうやらわざとこういう異次元的な遠近法とかを無視した絵で描いてるらしい。フーン。

あと帰りにツタヤで古谷実の『サルチネス』買う。

サルチネス(1) (ヤンマガKCスペシャル)

サルチネス(1) (ヤンマガKCスペシャル)


面白いんだけど、アクチュアリティがない。どんな現実に準拠しているのかが見えてこない。でも笑えるからいいのか。テーマはわりと明確である。

そしていまさら『陽だまりの彼女』読む。

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

陽だまりの彼女 (新潮文庫)


サラリーマン・ラノベである。サラリーマンの幻想を都合よく満たしてくれる小説のことである。そう考えると、意外に今までにも沢山のサラリーマン・ラノベが出版されてきたのではないかと思う。それらはラノベを自称こそしなかったが、中小企業の若手広告マン(金融マン)(警官)である主人公が「ひょんなことから」デカい案件に絡み、その中で美女と知り合い、モテ、一方案件が進むうちに社会悪が見えてきて、主人公の独断専行でその社会悪をやっつけつつ会社の利益もあげ、クビになりかけながらも一件落着し、今日も現場は続いていくのであった……みたいな。こういうのは全くラノベであり、というかラノベ以下の水準であり、それをありがたがって読む「大人」読者っていうのは狂っている。サラリーマン・ラノベを読むくらいであればラノベそのものを読んだほうが当然ながら頭が良くなる。
しかしこの『陽だまりの彼女』がちょっと違うのはちょっとファンタジーなところだろう。佐藤優が輪廻思想に絡めてこの小説を語っていたがまるで的外れのように思う。読んだ人の感想見れば、輪廻するところが良かった! などとは誰も言っていない。むしろそこがダメなポイントとして指摘されている。

それにしても毎日に疲れている。疲れきっている。何かをやろうとするとすぐ眠くなる。電気もパソコンもエアコンも点けっ放しで倒れこみ、起きたらもう朝である。急いで支度し家を出る。家に帰る頃にはまたもう眠くて眠くて仕方なくなっている。ゆっくりするためだけの一日が欲しい。ただボーっと公園で子供を眺めるだけの一日が欲しい。太陽の光を浴びるだけの一日が欲しい。また明日から頑張ろうと思えるだけの一日が欲しい。起きるために起き、寝るために寝るのが人生なのか。太陽の光を浴びるだけのための一日が欲しい。