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hkmaroのブログ

読書の感想など

本日の芳林堂日記

今日も芳林堂に寄って帰った。このブログも半ば芳林堂ファンブログ(しかも愛憎入り乱れる)となって久しい。

今日は昨日の日記に書いた田村隆一全集問題にケリをつけるために、とりあえず現代詩文庫の田村隆一詩集を買った。レジを打ってもらっていると、脇にフリーペーパーが置いてあったので取った。「劇的なことはなくても ちゃんと素敵な人生なんだよ」と書いてある。裏をみてみると、「とっても素敵な本を読みました。この素敵な本を、もっとたくさんのひとに読んでほしくて 応援ペーパー つくっちゃいました 飛鳥井千砂さん 『タイニー・タイニー・ハッピー』応援ペーパー♪ ☆御自由にお持ち下さい☆」とある。四つ折にしてあり、中を開くと人物相関図が少女マンガ風のイラストとともに出てくる。あと、手書きの推薦文。書いたのが誰かはわからない。だが、うっすらと女性の書店員だろうか、と匂わせている。実際には出版社の営業が作っているのかもしれない。俺が年越しの不安を抱えながら、財布の軽さに怯えながら、なけなしの金で田村隆一の詩集を買っているところにこういう幸せの小ささ自慢みたいな浮ついた小説が目に入ってしまうと、当然のことながら徹底的にこき下ろしたくなる。誰が書いたのか知らないがこのフリーペーパーの作者よ、浮かれていられるのも私が次の給料を得て『タイニー・タイニー・ハッピー』なる書物を買ってわがブログで当該フリーペーパーの推薦文を徹底的に粉砕するそのときまでだ。つまり私の次の給料日までが貴様の世だ。せいぜい楽しんでいるがいい。調べてみるとこの小説は都心近郊のベッドタウンにある大型商業施設で働く人々の話らしい。これをきくと俄然意欲が湧いてくる。

あとはラノベを買った。ガガガ文庫の棚に『ワールズエンドガールフレンド』とかいう小説が置いてあったけどこれは大丈夫なのだろうか。買ったけど。それと橘公司の『デート・ア・ライブ』の三巻を買った。星海社からジス先生の新刊と瀬戸口先生の新刊がそれぞれ出ていて欲しくなったけれど、ファウストの頃からそうだけどエロゲーとか同人ゲーとかで有名になった人を連れてきて本出して儲けるっていう分かりやすいアレな産業構造はどうなんだと思ってやめた。つまりこれってボカロオリジナルとかで有名になった人をそそのかしてCD乱発するレコード会社と同じで、せっかくインディペンデントにアーティストが育とうとしてるところに旧来型のつまんないコネしかないチンピラ業界人が言い寄ってきて古い構造に組み込んでしまっているのと同じなんではないか、結果的に。ヒャダインがCDが売れなさ過ぎて配信でマジ泣きしたとかいうニュースがあったけれども、古いシステムなど無視して自分でCD作ってM3とかで売ってという活動を続ければよかっただけの話ではないのか。そういう意味においてはまだボカロでメジャーデビューだとか言って浮かれている奴らよりも東方で浮かれている奴らのほうが五十歩百歩とはいえ五十歩分はマシである。