hkmaroのブログ

読書の感想など

おとといのシミローグに触れた日記がアクセス数前日比1000%とかになってて怖い。これは明らかにいくつかの場所でリンクされたからではあるが、ub7637さんのように好意的な感じで紹介してくださった方もいる。恐縮です。

よく行く本屋があるのだけど、というか芳林堂高田馬場店なわけだけど、そこで岩波文庫とか平凡社ライブラリーとかを見るついでに必ず見る棚が最近あって、それは田村隆一の全集が並んでいる詩のコーナーだ。ある日なんとなく田村隆一の全集を立ち読みしてみたら、一巻の一番最初に入っている詩が良くて、急に全巻欲しくなったのだが、一冊4,500円(税別)だから六冊集めたら27,000円(税別)になるわけで、ワーキングプアにはこれを一気に買うのはきつい。なにしろプレステが買える金額なのだ。しかし欲しい。だから、月に一冊づつ買い揃えれば……とか、しかしそんな中途半端な態度では……とか、そもそも全集を買うほど田村隆一を知っているのか俺は、隣の棚の現代詩文庫の田村隆一の巻からまずは買うべきなのでは? などと考えてしまって、結局何も買わずに店を出る。この数ヶ月間、平均して週に一回くらいその棚で立ち止まっては三十分くらい悩んでいるが、これはどう考えても悩んでいる時間がもったいない。今日も同じ棚で悩んで帰ってきた。どうせ全集など買っても読む時間がなくて読めるはずがないし、意志力の弱い自分が全巻読み通したいという欲求を長続きさせられるわけがないということは、これまでの経験から明らかなので、本当に悩んでいる時間が無駄でしかない。ともすればこの無駄な時間を発生させないようにするためだけに税込み28,350円を書店に支払っても良いかもしれないくらいだ。

雑誌のコーナーを見てみると、「撃論」なる雑誌が置いてあって、表紙が「WILL」そっくりで、どうやら「WILL」を攻撃しているらしいのだが、書いてある内容は私のような反ネット右翼の人間にとっては「WILL」とほとんど変わらないようにしか見えず、最初は姉妹誌か何かだと思っていたくらいだった。「撃論」の人たちにとってみれば「WILL」に書いている奴ら(西尾幹二とからしい)は保守の皮を被った進歩派だということになるらしい。つまり、どうやら昨今は右翼界隈でも不毛な内ゲバが展開されていて、何やら潰しあっているらしい。良いことだ。良いことなのでわざわざ親切にも「WILL」が平積みされている隣に「撃論」を移動しておいてやった。ところで「撃論」を出しているオークラ出版エロマンガとかを出している出版社であり、その昔熊本で浪人しているころ、エロマンガ家である舞登志郎の『メジャー漫画家への道』(同社刊)を非常に面白く読んでいた。続きはもう出ているのだろうか。それかもう出ないのだろうか。というか舞登志郎先生、生きているのだろうか。