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hkmaroのブログ

読書の感想など

日記

今日は昼に起きて友人N君と池袋に繰り出した。N君とはたまに二人で世界史勉強会を開くことにしている。今回は勉強する上で必要だということで世界史便覧を買いにジュンク堂へ行った。便覧には三種類あり、そのうち一つが山川出版で、二つが浜島書店から出ていた。浜島書店の二つはどう違うのか大いに二人で悩んだが、見比べてみると表や写真の並び方が結構違う。結構違うはずなのに全体としてはほとんど見分けがつかない、というなんとも微妙な商品であった。結局印象としてより「雑誌っぽい」「派手」と感じられるほうを買うことにした。

便覧を買って乙女ロード付近にあるメイド喫茶へ行って勉強会をした。教科書として『詳説世界史研究』をつかい、図説・便覧として上述の『世界史詳覧』をつかって勉強した。今回は近代ヨーロッパの成立、という単元を勉強し始めた。大航海時代から始まる章なのであるが、印象に残ったのは価格革命である。ラテンアメリカコンキスタドール(〜文明の破壊者たち〜)が侵入して殺戮を行い大量の銀を簒奪して、銀が豊富にヨーロッパへ供給されるようになった結果、ヨーロッパにおいて銀の供給を担っていた南ドイツの地位が相対的に低下し、また、イベリア半島からの大西洋経由の貿易ルートが確立したことによってバルト海や地中海を経由した貿易も衰退し、小アジアなどの東のほうとの交易も相対的に衰退した。つまり、東ヨーロッパの経済的地位が下がって西ヨーロッパ優位になったのである。市民革命や近代化が西欧から先に起こり、ドイツやロシアが後発近代化国であったのはこの辺に理由があるのであろうか、などと考えた。

あと新大陸の先住民を奴隷化すべきか否かの論争をアリストテレス論争というらしいが、この単語も覚えていたら教養人ぶれて良いと思う。新大陸への入植者たちが先住民を奴隷として使役するのを正当化するために「野蛮人はバカだから奴隷としてしか生きる道がないよね」というアリストテレスの政治学を援用したらしいのだが、非正規雇用のパートアルバイト契約社員の奴隷化を正当化すべく経営「学」の用語(「バッファ」とかそういうの)を援用する人々と、バカなので雨宮某とかにそそのかされて憤然と立ち上がった非正規雇用の労働者たちとの対立も同じ構図に当てはめることができる。

メイド喫茶ではカルボナーラのセットを食った。1550円。スプーンとフォークが異常にでかくて食いにくかった。

デザートのいちごのケーキ
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その後ディスクユニオンへ行った。ドゥームメタルやデスメタルのコーナーを見に行き、メイヘムというバンドの『破滅死』というタイトルで笑う。N君はそれを買った。全体的にCDの値段がやたら高く、やはりディスクユニオンでCDを買うもんではないな、と改めて思うと同時に、このまま人々がツタヤレンタルで音楽ソフトの鑑賞を済ませてしまう時代が到来してよいものかどうかと考えたが、ツタヤに置いてあるのは全国流通するメジャーなCDだけなので、レコード会社資本のクソCDがいくらツタヤレンタル&HDDコピー&「違法」流通しようがめでたいことでしかないので問題ない。CDはライブハウス手売り&店舗直委託&インターネット通販のみにすべき。費用がかからずCDの値段を安くできる。クセナキスの曲を演奏している人のCDを適当に一枚選んで買う。570円。

あとは池袋の楽器屋を三軒回ってギターの弦を選んだりエフェクター売り場を冷やかしたりした。メタル用のギターが欲しくなった。