hkmaroのブログ

読書の感想など

大分県のアレ

http://moemore.jp/index.html

これ、一見大分が県をあげて萌え広告キャンペーンを展開しているかのように見えてしまうが、当然そんなことはなく、一介の私企業(しかも従業員16名(契約社員含む)の小企業)が勝手にキャラ作って、そのライツで儲けようとしているだけの話である。つまり、別府市チャンのキャラ紹介が書かれたりしてていかにも別府市がこのキャラをカンバンにしていく方針であるかのようだが、別府市と事前に連携しているとは考えにくいし、別に全然関係ない自治体がこのキャラを使っても良いし、それどころか金さえ払えば(というよりこのキャラ使用の金で儲けようとしているらしいが)全然関係ない九州所在ですらない会社がキャラを使うこともできるのである。申し訳程度に「地域の特性を優先するため競合の場合はキャラクターの在住地域を優先とさせていただきます」とか書いてあるのがいやらしい。あとキャラ使用にかかわる製作/制作は、「弊社」に頼まなければならないらしい。

キャラクターライツビジネスとはそういうもんなのか? 上記の条件では決してこんなハンコ絵は売れないと思う。名前募集中とかって書いてあるけれども、消費者の自発性及びそれに付随する口コミ性みたいなものを期待しているのだろうが、ここまで権利を欲深く意地汚く主張するのであれば、名前くらいビシっと決めてから発表しろと言いたくなる。消費者発の草の根萌え口コミネットワーク的なものの広告効果を期待するのであれば、まず何よりも二次創作は18禁も含めて基本的にフリーにしなければならないし(二次創作は許可なしでやってるのがほとんどなので、より適切に言い換えればエロ同人を見逃せるだけのオタク文化への寛容さがなければならないということ)、製作/制作は発注者が仕切ることもできるようにしなければあまりに不自由だし、キャラが広まることもないだろう。キャラが広まらず有名にならず人気を獲得できないのであれば、キャラを使った広告の効果もたかが知れている。

こういう萌えのなんたるかをよくわからないままに萌えで儲けようとするチンピラみたいな人は何を考えているのだろうか。頭がわるいのだろうか。オタクにとってはイラストレーターが誰かという情報も気になるのに何も記載されていない。無名の新人をはした金で雇ったのだろう。しかしもっと問題なのは、こういう頭の悪い商売にまんまとひっかかって「萌え〜!」などとのたうちまわる豚たちの存在である。さすがにおおいたのコレでひっかかる人はいないと信じたいけれども、「大分はじまったな」とか書き込んだり、「自治体がなんか萌え誘致しようとしている」みたいな思い込みをしてしまったオタクは猛省すべき。そんなんじゃ一生豚のままだゾ!