hkmaroのブログ

読書の感想など

日記

hkmaroのリア充度は 9% です。 http://shindanmaker.com/35551

嘘だと思う人はhkmaroと入力してみてください。結構いい記録だと思うんだ。
心がつらいときには、こんな診断メーカーの面白サービスでも楽しめる。いや、楽しめないよ。誰が楽しめるかよ。

昨日から柄谷行人の『世界史の構造』を読み始めた。だが、少しも読み進めることができない。自分が怠惰であるというのも理由だが、読む時間がない。全然無い。学生のときでも本読む時間がないとか言っていたというのに、会社に勤めだしてからはもっとない。いや、ある。映画観たり音楽作ったりする時間が全くといっていいほどなくなったので、むしろ本を読む時間だけみたら増えたくらいだ。それでも読む時間がない。もう困った。何のとりえもない私の人生から本を取り去ってしまったら何も残らない。なんにもない人生だ。

ところで『世界史の構造』にはいいことが書いてある。というか『トランスクリティーク』にも書いてあったんだけど、資本とネーションと国家(つまりステート)は三位一体構造を持っていて、どれか一つを潰そうとしても他の二つが補い合い決してなくなることはないということだ。例えば世の中資本主義がドライブしすぎると産業革命の時代みたいにネーション(つまり共同性や同質性)が脅かされ貧富の差が広がるが、そうするとその反作用として国家が再分配政策を採り始めたりしてバランスよく三つそれぞれが生き残るように調整されていく、という話だ。これは最近の新自由主義批判の現象を完全に包括した視野だ。新自由主義がなぜだめなのか、とかいうなごやかな議論をしている場合ではないという気がしてくる鋭い視点だと思うよ僕は。そもそも資本主義とか民族とか国家とか一緒くたに「揚棄」しなければ同じことは繰り返されるだろう、という話だ。昨今のいわゆる新自由主義が実は新古典派とほとんど同じものだということを考えると、こういう指摘にはざぶとんをあげたくなる。

読み進めるのが楽しみだが、読む時間がない。死にたい。