hkmaroのブログ

読書の感想など

日記

今日も特筆すべきことはなにもおこらなかった。

今日は仕事の関係で青山あたりへ行った。あのあたりの住宅街とか店とかビルとか見ていると、実用性だとか効率だとかをある程度無視したデザインの建物や調度品なんかが目に入る。また金持ちの住宅街を通ると狭苦しい土地に精一杯オシャレな工夫を施してあったり観葉植物を置いてあったりなどして、東京らしからぬ風景が隠れている。東京らしい風景とは何かといったら、効率重視の土地利用だとか建築意匠であって、四角いかざりっけのないビルだとか、どれも似たような格好をしている民家だとかがギッチギチに密集していて、人間が蟻やなんかの虫と同じなのではないかと思えてくるような風景だ。アキバや神田や有楽町や新橋などのオフィス街とか、杉並区とか中野区とかの住宅街とかがいかにも東京っぽいと私は思う。そうしたいわゆる東京らしい風景との対比で、青山的な風景は幾分か人間的な温かみとか予測不可能なところとかアートな部分とか、つまり主体性をとりもどしているように見えないこともない。が、私はそういう風にも言えないと思っている。

青山の町はテーマパーク的だ。おもちゃみたいな車がその辺を走り、子供向けの箱庭に見られるようなメルヘンチックなデザインの建物が建っている。つまり遊園地とかディズニーランドとかのできの悪い模倣のように私には見える。遊園地とかディズニーランドをいったん全肯定した上でなければ、青山周辺のテーマパーク的な景色の作り手にはなりえないのではないかと思う。それは東京の西のほうに「緑あふれる」計画都市をつくって開発する思考とあんまり変わらないように思える。ショップを出してる皆さんは、小さな都市計画者なのではないかと思う。彼らは自他共に東京で一番主体性あふれる街づくりをしているように思っていながら実は主体性からは程遠い思考に影響を受けて商品を陳列したりデザインしたりしているかもしれない。主体性ということでいったら高円寺あたりにある古着屋とかリサイクルショップのほうが人間的だと私は思う。まあ思いつきで言ってるだけなので私の考えが全く的外れなのかもしれないが。

そういえば青山のでかい通りから明治神宮の方面に小さな道を入ってショートカットして行こうと思ったら、いかにもニュータウンにみられるような古い団地を発見したときは驚いた。ネットで調べたら、あれは「都営青山北町アパート」と言うらしい。