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hkmaroのブログ

読書の感想など

ライトノベル

六月十二日、六月十三日 押見修造『惡の華』六巻を読んだけど感動した。個人的なサブカル聖典リストに加えたい。

六月十二日。雨。昼:から揚げ定食。 六月十三日。くもり。昼:コンビニのおにぎり。今日は非番だったので近所の本屋で本を色々と買った。特に今日はマル激の神保哲生が翻訳をしたポール・ロバーツの『食の終焉』を買って読み始めたが、非常に面白い。本を買…

ラノベレビュー用のブログ作った

かねてより考えていたが、このブログにも検索エンジンとかを使ってラノベのレビューを読みにきてくれる人がほんのごく僅かながらいて、そういう人たちがついついこのブログをRSSリーダーに登録してしまったばっかりに、私のどうでもよい日記を読まされてしま…

四月二十二日 藤原斎というラノベ批評家

四月二十二日。昼はコンビニのおにぎりとパンを食い、夜はすたどん屋のミニすたカレーを食おうと思ったら、券買って十分位したらカレーを切らしたとか店員が言ってきて、どうせならすぐ言ってほしかったと思いつつミニすた丼に変更した。五十円返ってきた。…

『ミニッツ 〜一分間の絶対時間〜』乙野四方字 感想

ミニッツ―一分間の絶対時間 (電撃文庫)作者: 乙野四方字,ゆーげん出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2012/04/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (20件) を見る 私立穂尾付学園高校一年一組、相上櫻。一分間だけ…

四月十七日、闘うプログラマーのあれについて

四月十七日。昼飯は職場近くのうどんやでカツどんを食う。辛い。辛がっていると足元を店の白猫が通り過ぎてビビった。晩飯は味の一番館で300円チャーハンを食う。そろそろ文学フリマに向けて本気を出さないとやばいと思い始めたので、今日からは超ラノベ…

どのようにライトノベルを読むか

一般の文学との対比におけるライトノベルは、ケータイ小説と同じくある種の国内的エキゾチズムの対象となってしまうがゆえに、ライトノベルの知的な探究においては、(1)ライトノベル市場全体の、数字を用いた研究 と、(2)ライトノベルとライトノベル外…

『デキる神になりますん』森田季節 感想

デキる神になりますん (ファミ通文庫)作者: 森田季節,nauribon出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2012/03/30メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (1件) を見る わたし、くらがりさまと申します。長らくこの温泉旅館『ひぐち…

読書メーター3月まとめ

3月の読書メーター読んだ本の数:18冊読んだページ数:5834ページナイス数:8ナイス鳩子さんとラブコメ (富士見ファンタジア文庫)http://d.hatena.ne.jp/hkmaro/20120302/1330688902読了日:03月01日 著者:鈴木 大輔諸学の体系: 学問論復興のために (叢書・…

『も女会の不適切な日常1』海冬レイジ 感想

も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫)作者: 海冬レイジ,赤坂アカ出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2012/03/30メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 64回この商品を含むブログ (16件) を見る 部活名:「もっと学園生活を豊かにする善男善女の会 部」…

『魔王な使い魔と魔法少女な』みみとミミ 感想

魔王な使い魔と魔法少女な (魔王な使い魔と魔法少女なシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)作者: みみとミミ,shin出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/03/23メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見る 「君は私のしもべな…

『双界のアトモスフィア』筧ミツル 感想

双界のアトモスフィア (富士見ファンタジア文庫)作者: 筧ミツル,refeia出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2012/03/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (10件) を見る 『科学世界』と『術式世界』、二つの世界の統合から5…

『JSが俺を取り合って大変なことになっています』糸緒思惟 感想

JSが俺を取り合って大変なことになっています (一迅社文庫)作者: 糸緒思惟,小路あゆむ出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2012/03/17メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 47回この商品を含むブログ (10件) を見る JSの許嫁ができたんだが。しかも3人。まあ…

機関誌「ARE」への寄稿を募集いたします

私は中島総研という批評系のピコ手同人サークルをやっていますが、5月6日の文学フリマに機関誌の最新号を持って行く予定であることはすでに告知した通りであります。http://d.hatena.ne.jp/hkmaro/20120229/1330528788つきましては、今回のライトノベル大…

ラノベ批評にふさわしい批評スタイル

http://ncode.syosetu.com/n9592bc/上記は三月末までの限定公開らしいが、お嬢様とメイド(じゃなくてなんかスール的な関係のようだ。斜め読みしかしてなかったので、ポストモダンの動物化したオタクである私は勝手にメイドとして脳内変換して受容していた。…

『妹がスーパー戦隊に就職しました』大橋宗行 感想

妹がスーパー戦隊に就職しました (スマッシュ文庫)作者: 大橋崇行,ぐらしおん出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2012/03/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 50回この商品を含むブログ (10件) を見る ヒーロー&ヒロインたちの葛藤と煩悩を浮き彫りにする…

『ウルトラマン妹』小林雄次 感想

ウルトラマン妹 (スマッシュ文庫)作者: 小林雄次,円谷プロダクション,水瀬凛出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2012/03/16メディア: 文庫 クリック: 453回この商品を含むブログ (24件) を見る 公式がまさかの展開!? 円谷プロ監修で贈る前代未聞の美少女ウル…

『クロス×レガリア 吸血姫の護りかた』三田誠 感想

クロス×レガリア 吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)作者: 三田誠,ゆーげん出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/02/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログを見る 中華街の片隅で2人は出会った。…

『マージナル・オペレーション 01』芝村裕吏 感想

マージナル・オペレーション 01 (星海社FICTIONS)作者: 芝村裕吏,しずまよしのり出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/02/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (1件) を見る 30歳のルーキー、戦場に立つ! 30歳…

『武装中学生2045 ―夏―』岡本タクヤ 感想

武装中学生2045-夏- (ファミ通文庫)作者: 岡本タクヤ,黒銀出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2012/02/29メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (1件) を見る 国なんかじゃない もっと守りたいものがあるんだ――『国防教育法』により国家…

『鳩子さんとラブコメ』鈴木大輔 感想

鳩子さんとラブコメ (富士見ファンタジア文庫)作者: 鈴木大輔,nauribon出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2012/02/18メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (11件) を見る 僕こと平和島隼人は、平和島財閥の跡継ぎ候補。いずれ財閥の…

第十四回文学フリマ参加の予定、ARE第4号

私ことhkmaroが研究員をしている中島総研は、手続き的な問題が発生しない限り第十四回文学フリマにサークル参加する。その際は、機関紙である「ARE」の新刊を持っていってこれを頒布する予定であり、今回の当ブログの更新はそれの告知を主たる目的とする…

『だから少女はおもいでをたべる』七鳥未奏 感想

だから少女はおもいでをたべる (一迅社文庫)作者: 七烏未奏,Rけん出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2012/02/18メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (6件) を見る 「わしは、おもいでをたべるまものじゃ」 郊外にひっそりと佇む街――霊戸路町。…

『アクセル・ワールド』におけるタクムの重要性 ストレイボウとオルステッドに関連して

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)作者: 川原礫,HIMA出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/02メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 206回この商品を含むブログ (255件) を見る<……ネタバレを含みますのでご注意ください……>…

『消えちゃえばいいのに』和智正喜 感想

消えちゃえばいいのに (富士見ファンタジア文庫)作者: 和智正喜,東条さかな出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2012/02/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 62回この商品を含むブログ (15件) を見る 撲殺、刺殺、斬殺、毒殺、薬殺、銃殺、絞殺、殴殺…数え…

『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー 』三河ごーすと 感想

ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー (電撃文庫)作者: 三河ごーすと,切符出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2012/02/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 126回この商品を含むブログ (27件) を見る複数の層を持つ都市の設定や半液体金…

『あなたの街の都市伝鬼!』聴猫芝居 感想

あなたの街の都市伝鬼! (電撃文庫)作者: 聴猫芝居,うらび出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2012/02/10メディア: 文庫 クリック: 54回この商品を含むブログ (27件) を見る都市伝説についてのラノベで、まあ大雑把にネタバレしない程度に内容…

『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1』(鳳乃一真)感想

西尾維新のフォロワー臭がプンプンしているが、文体はそこまで西尾臭はせず、むしろ別の臭さがある。オタ臭さである。ラスト付近のオヤジとの対話も寒気がする。勘違いしたオタクの説教。最悪だ。オタクによる説教ほど寒いものはない。この説教シーン一つで…

『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』(左京潤)感想

未だに勇者と魔王が主人公のラノベは出続けている。しかし、勇者であることが一体どういうことなのか、魔王とは一体何なのか、深い洞察を持った勇者モノ、魔王モノは少ないように思える。ライトノベルによく出てくる勇者と魔王という役の原型を作ったと思し…

『デート・ア・ライブ3』橘公司

このシリーズを読むとき、私は精霊を自然、もっといえば自然の神話的表現と読み換えるし(より厳密には、それらはあらゆる萌えのオブラートに包まれている。そしてこのオブラートはそれ自体むしろ自然の神話的表現そのものにおける本質的な重要さを持ってい…

『ワールズエンド・ガールフレンド』荒川工

調べてみるとこの作者はエロゲーライターでもあるらしく、形式的には星海社的なアレな商売と同じと言えなくもないのだが、ファウスト系と関係のあまりないところで出してるエロゲーライターのラノベは、星海社に比べ目に見える特別待遇的措置がなされていな…

『俺のケータイなんてかわいくない!』読んだ

神尾丈治『俺のケータイなんてかわいくない!』を読んだが、このタイトルが『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』を丸パクリしている、という批判は批判として有効ではない。先日のシャナ=アリア問題についての日記でも述べたが、このパクリが横行している…

『緋弾のアリア』の感想

こうやってレビューめいた文章を日々シコシコ書いているとよく考えるのだが、レビューする際には非常に大きく考えて二つの評価の方向がある。一つ目は作品がどれだけ優秀なのかどうか。ラノベであれば単純に読んでみて面白いのかどうかだ。二つ目は、ではそ…

『ねがいプラス!』の感想

横山忠著『ねがいプラス!』を読んだ。色々な要素に分解することのできる小説で、例えば悪魔っ娘との突然の同棲生活が始まるところなどは人外ラブコメであるし、複数のヒロインをそれぞれ攻略するという形式は現実虚構化もの(例えば最近だと『神のみぞ知る…

日記

今日は二日前に本屋で購入した真木武志の『ヴィーナスの命題』という小説を読み始めた。ラノベのコーナーに(ボーダーとはいえ)一般小説を置く本屋の試みに感心し、また帯に長門及び谷川流のコメントが載っていたので買った。まだあんまり読んでいないけれ…

『僕は友達が少ない』読んだ

平坂読『僕は友達が少ない』(以下『はがない』と記す)の一巻を読んだ。学生が読んでみたけどクソだと言っていたから逆に気になって読んだ。学生が何故クソだと思ったのかというと推測するに昨今の『らき☆すた』『けいおん!』などに代表される<日常+萌え…

『ゴールデンタイム』読んだ

竹宮ゆゆこの『ゴールデンタイム』を読んだ。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はしゃべり場風思弁小説だったわけだが、『ゴールデンタイム』はトレンディドラマ風思弁小説であった。竹宮ゆゆこの小説の特徴は、誰が誰とくっつくのか、その過程を読者に…